見に行った日:2011.7.30
会期:2011.4.24〜8.30
会場:ベルナール・ビュッフェ美術館
「東海道」というと大きなテーマで、ヴァンジ彫刻庭園美術館の「山口・竹﨑展」と同時開催の展覧会。同じ「クレマチスの丘」内の美術館だから、やれる企画なのかもしれないけど、おもしろい試みだ。
予定に入れてなかったが、観に行ってみた。
これが、とてもおもしろい。
広重のおなじみ「東海道五十三次」を53点、改めて見ると、細かいところが面白いし、まとめて観ることで、これが作られた頃の人たちの、旅へのあこがれや期待感がよくわかる気がした。そして、棟方志功の「東海道棟方版画」、水木しげるの「妖怪道五十三次」と同じようなテーマの作品を眺めることで、共通するものも、それぞれの違いも見えてくる。さらに、さっき見た、山口晃の絵とはいろんなところで響き合う。「1粒で2度美味しい」という感じで、堪能して、お腹いっぱい、満足度たっぷり。良い企画だった。
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