2011年8月15日月曜日

平間貴大 無作品作品展

見に行った日:2011.8.13


会期:2011.8.8-9.3
会場:20202


平間は鶯セヴーチとの2人展において「無作品」作品を発表していたので、「無作品」がどんな作品かを知らないわけではなかった。「無作品」でどうやって展覧会にするんだろう? と思いながら、会場となっている 20202に入った。

作品リストと平間のステートメントが置かれている。それだけである。

まっすぐに「無作品」ということと向き合い、そのままを発表した、その明快さは痛快であり、その姿勢は爽快だ。この明快さ・痛快さ・爽快さは、「無作品」を発表することへの平間の確信と覚悟に裏打ちされている。だから、ここには確かに作品が存在するし、これは展覧会として成立している。

…ふと思った。「There is no works. 」と「There isn't works. 」は、通常、同意であるとされるが、これらは区別されなければならないのではないか、と。

いや、もう、ぶっちゃけて言えば、暑い中、ギャラリーへ汗だくになって辿り着いてみれば、カラ〜ンと何もないって、、、もう、豪快に笑うしかないやろ(笑)

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